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2020.12.21各界から絶賛のコメントが到着!<第2弾>

浅野直之(アニメーター)
「誰かのために無償で与えることが、巡り巡って自分を幸せにしてくれることもある…」 ふと気付くと、疑心暗鬼になったり、人のせいにしたり、自分の事ばかりで周りが見えなくなってしまうことも最近よくありますが、大切なことを思い出させてもらえた気がします。

池辺麻子(映画誌ライター、ニコラ)
ある意味リアルだった実写版に比べ、こちらはファンタジー色が強めで柔らかい印象。振り回される恒夫がちょっと気の毒ではあるけど、世間知らずで我儘に育ったジョゼの自立と解放が丁寧に描かれ、後味爽やか!

冲方丁(作家)
「ただそばにいてほしい、ではない。全ての言い訳を越えて互いの背を押す勇気に涙した。自分の夢を追いながら、相手の支えになる。そんな二人の姿は、これからの恋愛の理想として多くの人の背を押してくれることだろう。」

岡田麿里(脚本家)
丁寧に紡がれた美しい世界は、タムラコータロー監督やスタッフの皆さんの愛情で満ちています。静謐でいて鮮やかで、とても優しい。そそがれた沢山の思いが輝きを放つ、宝物のような作品です。

尾崎一男(映画評論家・ライター)
原作や先行する映像化作品との差異を求めるあまり、ムダな要素を足してテーマを見失う映画を数多く観てきた。だが新生『ジョゼ虎』は、今の時代と繋がりを持ち、偏りのない視点を得たことで、古典が現代に息衝く意義を実感させてくれる。アニメーションという表現は、その独自性をより強固にするものだ。

小野寺S一貴(作家・古事記研究家)
「待ってても何も起こらん」わかっていてもその一歩をを踏み出せない人に観てほしい。怖くても好きなら諦めずに進めばいい。観終わった後、人生が愛おしくなりました。

折田千鶴子(映画ライター)
大好きな実写版のリアルとはまた一味違う、ファンタジックで軽やかな作品の佇まいが心地よい。2人の人物描写、その関係や恋の始まりに頬が緩み、その他の人々の心の機微も掬い取られ、アニメだからこそ可能なもの、今の人々に伝わるメッセージを真摯に追及している姿勢が好ましくて。昭和の名小説を、するっと令和版にアップデートした佳作。

かんころ(恋トレ<KADOKAWA著者>)
不遇な環境であっても、前を向いて挑戦することの大切さを感じました。ジョゼの顔つきが変わっていく様子にも勇気をもらいました。大阪の街並みも美しく素敵でした。

清藤秀人(映画ライター)
大学生活の夢と挫折とそれに代わる喜びを、 繊細なアートワークで描いた伝説的恋愛映画のアニメ版。 これがコロナ禍を迷いつつ生きる日本の学生たちに一筋の希望を与えられたらと、心から願う。

汐見夏衛(小説家)
とびきり我儘で、とびきり面倒で、とびきり不器用で、とびきり臆病で、とびきりピュアで、とびきりキュートで、とびきり魅力的な彼女に、きっと誰もが夢中になってしまう。やっぱりジョゼは、永遠のヒロインだ。

志村昌美(ライター)
欲しいものに手が届かないとき、恋は翼を与えてくれる。 怖いものに立ち向かうとき、恋は勇気を与えてくれる。 観終わってつぶやかずにはいられなかった。「あー、恋がしたい」と。 ジョゼのような恋を。

新谷里映(映画コラムニスト)
ジョゼをとおして世界を見ると、当たり前だと思っていたことが、風景が、体験が、輝いてみえる。恋をしたジョゼのあの笑顔!あの輝き!恋がもたらす強さと優しさが、とてもとても素敵に描かれていました。

中山治美(映画ジャーナリスト)
小説→実写→アニメと時代に合わせてバージョンアップしたが芯は変わらず。媚びたり、頼ったり、何かを犠牲にすることのない、男女の対等な恋。永遠の憧れがここにある。

樋口真嗣(映画監督)
「素晴らしい短編小説から素晴らしい映画が生まれた。 それから17年。今度はアニメーション映画になった。 優しく柔らかい大阪の街とひとびとは、アニメーションでないと描けないだろう。 そして、まさかの展開、まさかの結末に、心の底から驚いた!」

平辻哲也(ジャーナリスト)
同じ原作で、こんなに違う話になるんだ。現代のおとぎ話のように生まれ変わったアニメ版。地べたの青春劇だった実写版とはまた違った感動。絶望の中でも前を向く主人公の姿が胸を打つ。コロナ禍の今こそ見て!

前田久【前Q】(アニメライター)
素晴らしい原作があり、先行する実写映画も、邦画の歴史にその名を刻む秀作。 さて、アニメはどうか。身構えて見たが、予想を上回る快作だった。端正な演出、 丁寧な作画、充実した美術、役者陣の刺さる芝居、そして、実写とはまた違う形で 原作の世界を広げた、卓抜なストーリー。自然と涙が何度も零れた。 2020年のアニメを語る上で、外せない一本のひとつ。見逃さないでほしい。

丸山けいこ(ライター『別冊フレンド映画担当』)
観る人の心に寄り添ってくれる、とても愛おしい作品。切なさ、優しさ…、いろんな想いと感情が二人の会話や映像から溢れ出す。原作や実写版を知らない若い人にお薦めです。

美琴(作家)
「これは私の物語だ」年齢も状況もまるで違うのに、そう感じるのはなぜだろう。 ジョゼと恒夫の「生きるよろこび」に心のふるふるが止まらない。 涙が溢れた。虹色だった。 軽く生まれ変わった気分です。

安田大サーカス・クロちゃん(お笑い芸人)
いろんな幸せ、目線の違う新鮮さ、そして感情が涙が溢れてしまう作品。 強さと弱さがひしめき合っていて、改めて人っていいなって思いました。 クロちゃんもジョゼと出逢いたいしん!!